高齢者の甲状腺機能低下症|だるさ・むくみ・寒がりのサインと注意点

介護技術・ケア方法

なんとなくだるい、むくむ、寒がる、動きが遅くなった——こうした変化は「歳のせい」と見過ごされがちですが、甲状腺機能低下症のサインのことがあります。血液検査でわかり、治療できる病気です。

甲状腺機能低下症とは

のどにある甲状腺から出る、体の代謝を保つホルモンが不足する状態です。全身の働きがゆっくりになり、さまざまな不調が現れます。高齢者や女性に多く見られます。

気づきたいサイン

  • だるい・元気がない・動作が遅くなる
  • むくみ(顔・まぶた・手足)
  • 寒がる・体温が低め
  • 便秘・体重増加・皮膚の乾燥
  • 物忘れ・ぼんやりする

認知症・うつと間違えられやすい

元気のなさ・物忘れ・動作の遅さは、認知症やうつと似ているため見逃されやすい病気です。「急に元気がなくなった」「むくみと寒がりも一緒にある」ときは、甲状腺の病気も考えて医師に相談する価値があります。

検査・受診

血液検査(甲状腺ホルモン)で調べられ、多くは飲み薬で補うことで改善します。上記のサインが重なるときは、内科・かかりつけ医に相談しましょう。自己判断で市販薬に頼らず、まず検査を受けることが大切です。

まとめ

甲状腺機能低下症は、だるさ・むくみ・寒がり・便秘などが重なる病気で、認知症やうつと間違えられやすいのが注意点です。血液検査でわかり、多くは薬で改善します。「歳のせい」と決めず、サインが重なるときは受診をすすめましょう。


この記事は「ふくしの素材館(kaigo-sozai.com)」が、介護に関わる方の役に立つ情報を整理してお届けしています。症状の原因や対応は人により異なります。気になる症状は自己判断せず、医師・看護師など専門職にご相談ください。

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