ピリピリした痛みのあと、体の片側に赤い発疹や水ぶくれが帯状に出る——帯状疱疹は、加齢や免疫の低下で高齢者に起こりやすい病気です。早く気づいて受診することが、その後の痛みを防ぐ鍵になります。
帯状疱疹とは・なぜ高齢者に多いか
子どもの頃にかかった水ぼうそう(水痘)のウイルスが体内に潜み、加齢・疲れ・免疫低下などをきっかけに再び活性化して起こります。高齢になるほど発症しやすく、80歳までに約3人に1人が経験するとも言われます。
気づきたい症状
- 体の片側にピリピリ・ズキズキした痛み(発疹より先に出ることが多い)
- その後、赤い発疹や水ぶくれが帯状に現れる
- 顔・目のまわりに出ると視力への影響もあり注意
「片側だけの痛み」がサインです。
早期受診が大切な理由
発症後できるだけ早く抗ウイルス薬で治療を始めると、症状や合併症を抑えやすくなります。治った後も痛みが続く帯状疱疹後神経痛を防ぐためにも、痛みや発疹に気づいたら早めに受診しましょう。
介護でのケアと感染への配慮
- 患部を清潔に保ち、こすらない・つぶさない
- 痛みに配慮し、衣類や寝具の刺激を減らす
- 水ぶくれの中のウイルスは、水痘にかかっていない人(未罹患の子ども等)に感染することがあるため、接触に注意
- 予防にはワクチンもあります。かかりつけ医に相談を
まとめ
高齢者の帯状疱疹は、片側の痛みやピリピリ感がサインです。早期の抗ウイルス薬治療が後の神経痛を防ぎます。患部を清潔に保ち、未罹患者への感染に配慮しつつ、痛みや発疹に気づいたら早めに受診しましょう。
この記事は「ふくしの素材館(kaigo-sozai.com)」が、介護に関わる方の役に立つ情報を整理してお届けしています。症状の原因や対応は人により異なります。気になる症状は自己判断せず、医師・看護師など専門職にご相談ください。


