高齢者の白内障・緑内障|見えにくさのサインと介護での対応

介護技術・ケア方法

「最近よく見えていないみたい」「段差につまずく」——高齢者の見えにくさの背景には、白内障や緑内障があることがあります。見え方の変化は転倒や生活の不便につながるため、サインに気づくことが大切です。

白内障と緑内障の違い

  • 白内障:目のレンズ(水晶体)が濁り、かすむ・まぶしい・二重に見える。手術で改善が期待できます。
  • 緑内障:視神経が傷み、視野が少しずつ欠けていく。進むと失明の恐れがあり、早期発見・治療が重要です。自覚しにくいのが特徴です。

気づきたいサイン

  • まぶしがる、暗いところで見えにくそう
  • 物によくぶつかる・つまずく
  • 新聞やテレビを見なくなった
  • 片方の目だけ見えにくそうにする

介護での対応

  • 照明を明るく、まぶしさを抑える工夫(直接光を避ける)
  • 段差・障害物をなくし、転倒を予防する
  • 正面から声をかけ、動作の前に一言添える
  • 見えている範囲に物を置く(緑内障で視野が狭い場合)

早期発見・受診

緑内障は自覚が乏しいまま進むため、定期的な眼科受診が大切です。急な見えにくさ・目の痛み・かすみがあるときは早めに受診しましょう。手術や点眼で進行を抑えられる場合があります。

まとめ

白内障はかすみ・まぶしさ、緑内障は視野の欠けが特徴で、どちらも高齢者に多い病気です。見えにくさは転倒につながるため、照明・環境・声かけで支えつつ、早期発見のため定期的な眼科受診をすすめましょう。


この記事は「ふくしの素材館(kaigo-sozai.com)」が、介護に関わる方の役に立つ情報を整理してお届けしています。症状の原因や対応は人により異なります。気になる症状は自己判断せず、医師・看護師など専門職にご相談ください。

タイトルとURLをコピーしました