BPSD(認知症の行動・心理症状)への対応方法|介護現場でのケアのコツ【2026年最新版】

介護知識・お役立ち記事

BPSD(Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia)とは、認知症に伴う行動・心理症状のことです。徘徊・暴言・拒食・幻覚・抑うつなど多様な症状があり、介護現場での対応に悩む職員も多いです。

BPSDの主な症状

症状主な内容
徘徊目的なく歩き回る、出口を探す
暴言・暴力介助時に叩く・怒鳴る
介護拒否入浴・服薬・食事を拒む
幻覚・妄想「誰かいる」「盗まれた」など
夜間せん妄夜中に興奮・混乱する
抑うつ・無気力何もしたくない、閉じこもり

BPSDの背景を探る

BPSDの多くは、身体的不快・環境変化・コミュニケーション不足・不安・孤独感などが引き金になっています。症状を「問題行動」として抑えようとするのではなく、「なぜそうなっているか」を探ることが大切です。

症状別の対応のコツ

徘徊の場合

  • 一緒に歩く・「どこへ行くんですか?」と声かけする
  • 「仕事がある」など理由がある場合は否定せず話を聞く
  • 安全な散歩コースを設ける

介護拒否の場合

  • 時間を変えて再アプローチする
  • 担当者を変える(相性がある)
  • 理由を聞く(「恥ずかしい」「痛い」など)
  • 短い声かけで安心感を与える

暴言・暴力の場合

  • 正面から近づかない(斜め45度から接する)
  • 反論せず共感する
  • 場所・担当を変える
  • 記録を詳細につけ多職種で共有する

非薬物療法の活用

BPSDへのアプローチとして、薬に頼る前に非薬物療法を試みることが推奨されています。音楽療法・回想法・作業療法(塗り絵・折り紙)・アニマルセラピー・園芸療法などが効果的です。



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