バイタルサインは、利用者の体調を知るための大切な手がかりです。「いつもと違う」に早く気づけると、体調の変化や急変の早期発見につながります。この記事では、バイタルサインの基本と正常値の目安を図解で整理します。なお数値はあくまで目安で、個人差があります。

バイタルサインとは
バイタルサインとは、体温・脈拍・血圧・呼吸・SpO2(血中酸素飽和度)など、生命の状態を示す指標のことです。毎日の測定で「その人の平常値」を知っておくことが、変化に気づく第一歩になります。
主なバイタルサインと目安
体温
36〜37℃前後が目安です。高齢者は平熱がやや低めの方もいます。
脈拍
1分間に60〜100回が目安です。回数だけでなく、リズムの乱れや強さも観察します。
血圧
収縮期(上)130未満が一つの目安ですが、個人差が大きく、その人の普段の値が大切です。
呼吸
1分間に12〜20回が目安です。深さやリズム、苦しそうでないかも見ます。
SpO2(血中酸素飽和度)
96〜99%が目安です。低下は体調変化のサインのことがあります。
「正常値」より「いつもとの違い」
大切なのは、教科書的な正常値そのものより、その人の平常値と比べてどうかです。普段の値を記録しておき、いつもと違うときは早めに看護師や医師に相談しましょう。
まとめ
バイタルサインは体調変化の早期発見の手がかりです。体温・脈・血圧・呼吸・SpO2の目安を押さえつつ、その人の平常値との違いに注目することが、安全なケアにつながります。
この記事は「ふくしの素材館(kaigo-sozai.com)」が、介護・福祉の現場で働く方の役に立つ情報を整理してお届けしています。数値はあくまで目安で個人差があります。実際のケアや健康判断は、利用者の状態や主治医・看護師など専門職の指示に従ってください。


