歩行介助は、利用者の「自分で歩きたい」という気持ちを支える大切なケアです。一方で、転倒のリスクもあるため、付き添い方にコツがあります。この記事では、歩行介助の基本を図解で解説します。

歩行介助の基本
1. 立つ位置
麻痺などがある側(患側)のやや後ろに立ちます。転倒しやすい側を支えられる位置です。
2. 杖歩行の順番
杖を使う場合は「杖 → 患側の足 → 健側の足」の順で進むのが基本です。3動作歩行と呼ばれ、安定しやすい歩き方です。
3. 転倒に備える
とっさに支えられるよう、適切な距離と姿勢を保ちます。ベルトや衣類をつかめる位置を意識します。
4. 急がせない
本人のペースに合わせ、声をかけながら進みます。あせらせると転倒につながります。
5. 環境を整える
床の障害物・濡れ・段差・明るさを確認します。動線を整えるだけで転倒リスクは下がります。
6. 靴と装具
かかとのある歩きやすい靴を履き、装具がある場合は正しく着けます。
まとめ
歩行介助は、患側のやや後ろに立ち、杖歩行の順番を守り、転倒に備えながら本人のペースで付き添うのが基本です。環境と足元を整えることも、安全な歩行を支える大切なポイントです。
この記事は「ふくしの素材館(kaigo-sozai.com)」が、介護・福祉の現場で働く方の役に立つ情報を整理してお届けしています。数値はあくまで目安で個人差があります。実際のケアや健康判断は、利用者の状態や主治医・看護師など専門職の指示に従ってください。


