車いすの介助【図解】押し方・段差・坂道・声かけの基本と注意点

介護技術・ケア方法

車いすの介助は、ちょっとした注意で安全性も快適さも大きく変わります。この記事では、車いすの押し方や段差・坂道での介助の基本を図解で解説します。なお「どの車いすを選ぶか」については別記事をご覧ください。

車いすの介助の図解 出発前の確認 押すとき 段差を上る 段差を下りる 下り坂 停止移乗時のブレーキ
車いすの介助の基本(6つのポイント)

車いす介助の基本

1. 出発前の確認

ブレーキの効き、タイヤの空気、フットレストの位置を点検します。出発前に「動きますね」と声をかけ、足がフットレストに乗っているか確認します。

2. 押すとき

急がず、ゆっくり進みます。曲がり角・段差・人混みの前では、その都度声をかけると利用者が安心できます。

3. 段差を上るとき

ティッピングレバーを足で踏み、前輪(キャスター)を浮かせてから段の上に乗せ、後輪を押し上げます。急がず行います。

4. 段差を下りるとき

前向きで下りると転落の危険があります。後ろ向きになり、後輪からゆっくり下ろします。

5. 下り坂

下り坂はスピードが出やすく危険です。後ろ向きになり、体で支えながらゆっくり進みます。

6. 停止・移乗のとき

短時間でも停止するときは必ずブレーキをかけます。移乗の前にもブレーキとフットレストを確認します。

まとめ

車いすの介助は、出発前の点検・こまめな声かけ・段差や坂道での慎重な操作・確実なブレーキが基本です。利用者の目線で「こわくない」「安心できる」介助を心がけましょう。


この記事は「ふくしの素材館(kaigo-sozai.com)」が、介護・福祉の現場で働く方の役に立つ情報を整理してお届けしています。実際のケアは利用者の状態や勤務先の方針・専門職の指導に従ってください。体調の変化や事故が疑われるときは医療職に相談してください。

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