「テレッサ」とは、介護保険制度における地域ケア個別会議・地域ケア推進会議(通称:地域ケア会議)の愛称として使われることがあります。ここでは地域ケア会議の目的・進め方・記録書のテンプレートを解説します。
地域ケア会議とは
地域ケア会議は、多職種が連携して個別ケースを検討し、地域全体の課題解決につなげる会議です。介護保険法第115条の48に基づき、市町村が主体となって設置します。
2種類の会議
| 種類 | 目的 | 主な参加者 |
|---|---|---|
| 地域ケア個別会議 | 個別ケースの支援課題解決 | CM・多職種・本人・家族 |
| 地域ケア推進会議 | 地域課題の政策化・社会資源開発 | 行政・専門職・住民代表 |
地域ケア個別会議 進め方
- ケアマネジャーが事例提供(10〜15分)
- 多職種による情報共有・課題整理(20〜30分)
- 解決策の検討・役割分担の確認(10〜15分)
- まとめ・次回確認(5分)
地域ケア個別会議 記録書テンプレート
■ 地域ケア個別会議 記録書
開催日時:令和 年 月 日( ) ○○時〜○○時
開催場所:
事務局:
参加者:(別紙参照)
【事例概要】
利用者:(氏名イニシャル) 年齢: 歳 要介護度:
主な状況:
現在の支援体制:
【会議での主な意見】
(医療系)
(介護系)
(生活支援・行政等)
【抽出された課題】
1.
2.
3.
【解決策・役割分担】
課題① 担当: 期限:令和 年 月 日
課題② 担当: 期限:令和 年 月 日
【次回開催】令和 年 月 日(予定)
記録者: 確認者:
効果的な事例提供のポイント
- 「何を解決したいか」を明確に伝える(相談したいことを冒頭で宣言)
- 生活歴・価値観など本人らしさも伝える
- 現在の課題だけでなく「強み・できていること」も伝える
- 「答えを出してもらう場」ではなく「一緒に考える場」として活用する
地域ケア会議は、個別支援の改善だけでなく地域全体の福祉力向上に貢献する大切な機会です。積極的に活用しましょう。
テレッサ記録の書き方と活用
地域ケア会議の記録は、多職種連携の証拠として行政が重視します。「誰が・何を・いつまでに対応するか」を明文化することが、監査対応の要です。
関連コンテンツ
実務での活用・保存方法
このテンプレートはWord形式で提供しています。施設名・事業所名・日付などを入力して、すぐにご利用いただけます。印刷後にボールペンで記入する場合も、フォントサイズや行間を調整することで記入しやすくなります。作成したデータはPDFに変換して保存することをおすすめします。実地指導・監査の際に記録の整合性を問われることがありますが、このテンプレートを使って継続的に記録していれば、適切な説明が可能です。法改正や制度変更があった場合はテンプレートを随時更新しますので、最新版をお使いください。



コメント