個別機能訓練計画書【2026年版・無料テンプレート・Word】書き方と記入例を解説

書類テンプレート

個別機能訓練計画書は、通所介護(デイサービス)や特別養護老人ホームなどで、機能訓練を実施する際に必要な書類です。「書き方がわからない」「記入例が欲しい」という現場の声にお応えして、無料テンプレートとともに解説します。

個別機能訓練計画書とは?作成が必要な理由

個別機能訓練計画書は、介護保険の加算(個別機能訓練加算Ⅰ・Ⅱ)を取得するために必須の書類です。利用者一人ひとりの身体状況・生活目標・訓練内容を記録し、3ヶ月ごとに見直しを行います。

個別機能訓練加算の種類(2024年版)

加算の種類単位数主な要件
個別機能訓練加算Ⅰイ56単位/日専従の機能訓練指導員配置(サービス提供時間中)
個別機能訓練加算Ⅰロ85単位/日機能訓練指導員を複数配置
個別機能訓練加算Ⅱ20単位/月LIFE(科学的介護情報システム)へのデータ提出

個別機能訓練計画書の書き方|記入例つき

①基本情報の記載

利用者名・生年月日・要介護度・計画作成日・計画作成者(機能訓練指導員の氏名・資格)を記入します。

②生活全般の解決すべき課題(ニーズ)

利用者・家族の意向を踏まえた生活上の目標を記載します。

【記入例】
「自宅のトイレへの移動を自力で行い、家族に迷惑をかけずに生活したい」
「近所のスーパーまで歩いて買い物に行けるようになりたい」

③長期目標・短期目標の設定

長期目標(6ヶ月)と短期目標(3ヶ月)を具体的・測定可能な形で記載します。

【記入例】
長期目標(6ヶ月):「見守りのもと屋外を200m以上歩行できる」
短期目標(3ヶ月):「施設内の廊下を介助なく往復50m歩行できる」

④機能訓練の内容・頻度・時間

訓練内容を具体的に記載します。「歩行練習」ではなく「平行棒内歩行訓練 10m×3セット」のように具体的に書くことがポイントです。

訓練内容頻度時間担当者
下肢筋力強化(椅子からの立ち上がり)週3回15分機能訓練指導員
歩行練習(平行棒・歩行器)週3回20分機能訓練指導員
バランス訓練週2回10分機能訓練指導員

⑤利用者・家族への説明と同意

計画書の内容を利用者・家族に説明し、同意を得た上でサインをもらいます。この手続きが加算取得の要件となっています。

よくある記載ミスと注意点

  • ❌ 目標が抽象的(「歩けるようになる」→ ✅ 「屋外を100m歩行できる」)
  • ❌ 訓練頻度・時間の記載漏れ
  • ❌ 3ヶ月ごとの見直し・再作成を忘れる
  • ❌ 利用者・家族への説明・同意の記録がない
  • ❌ 機能訓練指導員の資格名の記載漏れ

LIFEへのデータ提出(個別機能訓練加算Ⅱ)

2021年度の介護報酬改定から、個別機能訓練加算Ⅱを取得するためにはLIFE(科学的介護情報システム)へのデータ提出が必須となりました。提出するデータは以下の通りです。

  • ADL(日常生活動作)の状況
  • 機能訓練の目標・内容
  • 訓練の実施状況

まとめ

個別機能訓練計画書は、加算取得の要件であるとともに、利用者の機能回復・維持に向けた大切な記録です。目標を具体的に設定し、定期的な見直しを行うことで、より効果的な機能訓練が実現します。

ふくしの素材館では、個別機能訓練計画書を含む各種介護書類の無料Wordテンプレートを配布しています。ぜひご活用ください。

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