介護施設のハラスメント防止テンプレート|カスハラ対応フローと記録書【2026年版】

書類テンプレート

介護現場でのハラスメントは、職員の離職・燃え尽き症候群の大きな要因です。特に利用者・家族からのカスタマーハラスメント(カスハラ)は近年急増しており、組織として対応する体制づくりが急務です。

なぜ介護現場でハラスメントが起きやすいのか

  • 「お世話する側」として我慢を強いられる文化
  • 利用者・家族との力関係(苦情→評価・契約解除リスク)
  • 「言っても変わらない」というあきらめ感
  • 相談先・手順が不明確で一人で抱え込む

ハラスメント防止基本方針テンプレート

■ ハラスメント防止に関する基本方針

○○株式会社は、すべての職員が安心して働ける職場環境を
実現するため、以下の方針を宣言します。

1. あらゆるハラスメントを禁止します
2. 相談窓口を設置し、安心して相談できる体制を整えます
3. 相談者・被害者のプライバシーを厳守します
4. ハラスメントが確認された場合、厳正に対処します
5. 相談・報告を理由とした不利益扱いは行いません
6. 利用者・家族からの不当な言動に対しても組織として対応します

令和 年 月 日 代表取締役 ○○○○

カスタマーハラスメント対応フロー

Step1: 職員が一人で対応しない
    → 上司・同僚を呼ぶ・その場を離れる
 ↓
Step2: 管理者への即時報告
    →「いつ・どこで・誰が・何をされたか」を記録
 ↓
Step3: 組織としての対応方針決定
    □ 謝罪・改善で解決できる正当な苦情か
    □ 不当要求・暴言・暴力のカスハラか
 ↓
Step4: 利用者・家族への対応
    → 管理者が窓口になる(担当職員を外す)
    → 書面での申し入れ・弁護士相談も検討
 ↓
Step5: 職員へのフォロー
    → 被害職員の精神的ケア・EAP活用
 ↓
Step6: 再発防止策の検討・記録保全

ハラスメント相談受付記録テンプレート

■ ハラスメント相談受付記録

受付日:令和 年 月 日 受付者:
相談者:□本人 □代理人 □匿名

【発生状況】
日時・場所:
行為者(関係):
内容:

【相談者の希望】
□ 話を聞いてほしい □ 調査希望 □ 行為者への指導希望
□ その他(   )

【対応内容・経過】


【解決・終結】令和 年 月 日 担当者(印):

カスハラ判断の目安

正当な苦情・要求カスハラ(不当な言動)
サービスへの改善要求人格否定・差別的発言
事実に基づく指摘脅迫・恐喝行為
謝罪の要求土下座等の強要
担当者変更の要求長時間の電話・居座り

ハラスメント対応は「個人ではなく組織の問題」として取り組むことが大切です。職員を守ることは、利用者へのケアの質を守ることにつながります。

ハラスメント対応フローの整備

カスタマーハラスメント対応は、2024年改正により事業者の対策義務が強化されました。対応フローと記録書を整備することで、スタッフを守り法的リスクを下げることができます。



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