食事介助の誤嚥予防テクニック【2026年版】姿勢・スピード・食形態・声かけ

ふくしの素材館 介護施設向け素材 介護技術・ケア方法

誤嚥性肺炎は高齢者の死因上位を占めます。食事介助時の姿勢・スピード・食形態・声かけ4つを徹底することで、誤嚥リスクを大幅に低減できます。

基本ポジショニング

  • 背もたれ60〜90度(誤嚥リスクに応じて)
  • 顎を引いた状態を保つ(顎が上がると誤嚥リスク増)
  • 足底は床にしっかり着ける
  • 両肘がテーブルに楽に乗る高さ
  • 食事の真正面に座る

スプーンの当て方

  • スプーンは下から口へ運ぶ(上からだと顎が上がる)
  • 口角でなく舌の中央に置く
  • スプーンを口に入れたら、軽く上唇に当ててから引く
  • 一口量は本人の能力に合わせる(小スプーン推奨)
  • 飲み込みを確認してから次の一口

スピード管理

  • 1回の食事に30〜45分を目安
  • 急かすような声かけは禁止
  • むせたら一旦中断、咳が落ち着くまで待つ
  • 水分→主食→副食の順番で疲労を分散

食形態の選択

嚥下機能 推奨食形態 水分対応
正常 常食 普通水分
軽度低下 軟菜食 普通水分
中等度低下 きざみ食 とろみ薄
重度低下 ペースト食 とろみ中
嚥下障害 ゼリー食 とろみ濃

食後ケア

  • 食後30分は座位を保つ(逆流性誤嚥予防)
  • 口腔ケア(食物残渣の除去)
  • 義歯の確認・洗浄
  • 食事量の記録(主食○割・副食○割・水分○ml)

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