訪問介護のサービス提供記録は、ヘルパーが毎回の訪問終了時に作成する必須書類です。介護報酬算定の根拠、運営指導での確認資料、本人・家族への確認資料として重要な役割を持ちます。本記事では2026年版のWordテンプレートを無料配布し、記入項目の解説と書き方のポイントをまとめます。
📥 Wordテンプレートをダウンロード(.docx)
※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます。
サービス提供記録の役割
- 介護報酬算定の根拠:身体介護・生活援助の区分と時間の証明
- 本人・家族への確認資料:訪問終了時にサインを得る
- サ責への報告:計画書通り実施したかを共有
- 運営指導での確認:計画書・記録・請求の3点整合の中核
- 事故時の証拠:時系列と対応内容が裁判資料にもなる
本テンプレートの構成(5区分)
- 基本情報:利用者氏名・訪問日時・事業所・ヘルパー氏名・サービス区分
- 実施内容(5W1H・時刻つき):時刻・区分・実施内容の3列
- 利用者状態の観察:バイタル・食事・排泄・睡眠・皮膚・気分
- 特記事項・連絡事項:状態変化・事故・家族要望・サ責申し送り
- 確認サイン:本人・家族・ヘルパーの3者
書き方の基本ルール
1. 5W1Hで具体的に
「いつ・どこで・誰が・何を・なぜ・どのように」を時刻つきで記録します。曖昧な「変わりなし」「いつも通り」は避けてください。
2. 事実と評価を分ける
「ふらついた」(事実)と「転倒リスク高い」(評価)を区別して記載します。
3. 数値化できるものは数値で
バイタル、食事量、水分量、排泄量などは数値で記録すると客観性が高まります。
4. 専門用語は適切に
「気持ち悪い」より「悪心」「嘔気」のように介護・医療の専門用語を使い分けます。
運営指導で確認される頻出ポイント
- 計画書のサービス内容と記録内容が一致しているか
- 時間配分が記録になく、報酬算定根拠が不明になっていないか
- 本人・家族の確認サイン漏れがないか
- 特記事項が「変わりなし」だけになっていないか
- 事故・ヒヤリハット時の詳細記録が別途あるか
- 2年以上の保存ができているか
テンプレートの利用方法
- Wordでダウンロード後、ヘッダーに事業所ロゴ・連絡先を追加
- サ責が初回に基本情報を入力
- ヘルパーが訪問時に印刷して使用、終了時にサインを得る
- 事業所に持ち帰って原本保管、必要に応じてスキャンしてシステム保存
- 2年以上保存(介護保険法施行規則)
関連テンプレート
訪問介護計画書の書き方、サービス提供記録の書き方解説、介護記録の書き方総合もご活用ください。
まとめ
本Wordテンプレートは、訪問介護事業所の実務で使える項目を網羅した参考様式です。各事業所の実情に合わせて編集し、サービス区分や本人特性に応じた項目追加を行ってください。


