高齢者の爪トラブル(巻き爪・肥厚爪)|フットケアと注意点

介護技術・ケア方法

厚く硬くなった爪、内側に巻いた爪——高齢者の足の爪トラブルは、痛みや歩きにくさ、転倒につながることがあります。毎日のフットケアで、足の健康と歩く力を守りましょう。

高齢者に多い爪トラブル

  • 肥厚爪(ひこうそう):爪が厚く硬くなり、切りにくい
  • 巻き爪・陥入爪:爪が内側に巻き、皮膚に食い込んで痛む
  • 白く濁る・もろくなる(爪白癬などの可能性)

足の痛みは、歩くのを避ける→筋力低下→転倒という悪循環を招きます。

正しい爪の切り方

  • 入浴後など爪がやわらかいときに切る
  • 深爪を避け、角を丸く切りすぎない(スクエアオフ)
  • 厚い爪は少しずつ・ヤスリも併用する
  • 足をよく観察し、傷・赤み・腫れがないか確認

糖尿病のある人は特に注意

糖尿病があると、足の小さな傷が治りにくく、重症化することがあります(糖尿病足病変)。自己流で深爪や無理な処置をせず、医療者に相談することが大切です。

専門職に任せる目安

巻き爪で痛みや化膿がある、爪が極端に厚い、出血や感染のおそれがあるときは、皮膚科や医療者、フットケアの専門職に任せましょう。無理に自分で処置せず、安全を優先します。

まとめ

高齢者の爪トラブルは、痛みや歩きにくさ、転倒につながります。入浴後にやさしく切り、深爪を避け、足をよく観察しましょう。糖尿病のある人や、痛み・化膿があるときは無理をせず、専門職に相談することが大切です。


この記事は「ふくしの素材館(kaigo-sozai.com)」が、介護に関わる方の役に立つ情報を整理してお届けしています。症状の原因や対応は人により異なります。気になる症状は自己判断せず、医師・看護師など専門職にご相談ください。

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