科学的介護情報システム(LIFE)の運営主体が、2026年5月から厚生労働省から国民健康保険中央会(国保中央会)へ移管されます。事業所は2026年7月31日までに移行作業を完了しないと、関連加算の継続算定ができなくなる重要な変更です。本記事では実務対応のポイントをまとめます。
主な変更点
1. 運営主体の移管
- 2026年5月11日から国保中央会が運営する新LIFEへ切替
- 従来のログイン情報・利用者情報・様式情報は引き継がれない
- 事業所側で再登録作業が必須
2. ログイン方法の変更
従来のIDからの引継ぎはなく、国保中央会の新システムに合わせたログイン手順に変更されます。
3. 機能改善の方針
- 使いやすさ・安全性の向上
- 「ケア改善に直結する仕組み」の構築
- 「加算構造の2階層化」と項目見直しが提案中
- 現場の入力負担軽減を意識した設計
4. 介護情報基盤との連動
2026年4月から順次始動する「介護情報基盤」と歩調を合わせる形で運営移管が行われます。
事業所がやるべき実務対応
5月〜7月の移行期間にやること
- 国保中央会のLIFE新システムへのアクセス確認
- 事業所情報の再登録
- 利用者情報の再登録(過去データ含む)
- 各種様式情報の再設定
- 関連加算(個別機能訓練加算Ⅱ・科学的介護推進体制加算等)の継続算定要件確認
- 介護ソフトベンダーの新システム対応確認
移行期間中の注意点
- 2026年7月31日が期限:これを過ぎると関連加算の継続算定ができなくなる可能性
- 移行作業中も日常業務と並行して進める必要
- 不明点は早期に国保中央会・都道府県へ問合せ
関連加算(影響を受ける可能性)
- 個別機能訓練加算Ⅱ
- 科学的介護推進体制加算
- ADL維持等加算
- 褥瘡マネジメント加算
- 排泄支援加算
- 自立支援促進加算
- 口腔衛生管理加算
- 栄養マネジメント強化加算
関連記事
LIFE・科学的介護2026ガイド、個別機能訓練計画書の書き方、介護情報基盤2026年4月始動もご参照ください。
出典
- 介護保険最新情報vol.1484 LIFE関連通知
- 厚生労働省 LIFEシステム移管に関する通知
- 国民健康保険中央会 LIFE運営関連告知
※具体的な移行手順・期限は厚労省公式通知でご確認ください。


