介護職の腰痛がつらい人へ|身体介助が少ない職場・職種一覧

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「腰が痛くて夜も眠れない」「湿布が手放せない」——介護職の腰痛は、もはや職業病と言えるほど多くの方が抱えている問題です。しかし、「介護職だから腰痛は仕方ない」と諦める必要はありません。職場を変えるだけで、腰への負担を大幅に減らせる可能性があります。

介護職の腰痛はなぜ改善しにくいのか

今の職場で腰痛が改善しにくい理由は、大きく3つあります。まず重度身体介助の多さ——特養や老健では全介助の利用者が多く、移乗・体位変換を何十回も行う日が続きます。次に人員不足による無理な姿勢——本来2人で行うべき介助を1人でせざるを得ない場面が慢性化しています。そしてリフト・スライディングボードなどの介助用具が整っていない職場環境も問題です。この3つが揃った職場では、体の使い方を工夫しても腰痛の根本解決にはなりません。

身体介助が少ない職場・職種一覧

① デイサービス(通所介護)

日帰りで通ってくる利用者様を対象とするため、要介護度が比較的低い方が多い傾向があります。入浴介助はありますが、夜間の体位変換や重度の身体介助は基本的にありません。夜勤もないため、体への負担が大幅に下がります。

② サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)

自立〜軽度の方が中心で、見守りや生活支援が主な業務となります。身体介護の比率が低く、腰への負担が少ない職場です。外部の訪問介護・訪問看護と連携して重度ケアを行うため、施設スタッフの身体介助量は抑えられています。

③ グループホーム(認知症対応型共同生活介護)

認知症の方を少人数(9人以下)でケアする施設です。身体介護より生活支援(調理・掃除・買い物同行)が中心のため、体への負担が比較的少ない傾向があります。

④ 福祉用具専門相談員

車いす・介護ベッド・歩行器などの福祉用具を提案・レンタル・販売する専門職です。直接身体介助を行うことはなく、営業・提案・メンテナンスが主業務です。介護資格や経験を活かせる異職種転換先として人気があります。

⑤ 生活相談員・施設ケアマネジャー

利用者・家族対応や行政手続き・ケアプラン作成などの業務が中心で、身体介助の機会は限られます。社会福祉士・ケアマネ資格があるとなりやすい職種ですが、介護経験豊富な方を求める事業所も多いです。

転職で腰痛リスクを下げるための3ステップ

  1. 今の腰痛の原因を整理する——移乗介助・体位変換・入浴介助のどれが一番つらいかを把握する
  2. 身体介助の比率が低い職種・施設形態を絞り込む——上記一覧を参考に
  3. 求人票で「ノーリフティング導入」「介助用具完備」を確認する——設備の整った職場を選ぶ

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