褥瘡(じょくそう)は「床ずれ」とも呼ばれ、長時間の圧迫により皮膚や皮下組織が壊死する状態です。寝たきりや車いす使用の利用者に多く、予防が最重要です。
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褥瘡の好発部位
骨が突出していて圧迫されやすい部位に発生しやすいです。仰臥位では仙骨部・踵部・肩甲骨部、側臥位では大転子部・膝関節外側・耳介に注意が必要です。
予防の基本:体位変換
- 2時間ごとの体位変換が基本(状態によって調整)
- 体位変換時は皮膚状態を必ず観察する
- ずれや摩擦を避けるため、リフトやスライディングシートを活用する
スキンケアのポイント
- 清潔を保つ(排泄後の清拭・おむつ交換を丁寧に)
- 皮膚の乾燥を防ぐ(保湿剤を使用)
- 発赤(赤み)を発見したら早めに看護師に報告
発見・悪化時の対応
- 発見次第、看護師・管理者に報告する
- 写真撮影(日付・部位が分かるように)で記録する
- 患部への圧迫を避けるポジショニングに変更する
- ケアプランに褥瘡対応を追記し、チームで共有する
- 家族に状況を説明・同意を得る
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まとめ
介護の現場では、常に最新の情報をキャッチアップすることが重要です。制度改正や新しいサービス・ツールの導入により、利用者様へのケアの質をさらに向上させることができます。本記事の情報がお役に立てれば幸いです。具体的な内容については、各自治体の窓口や専門家へのご相談をお勧めします。
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介護現場での実践に向けて
介護の知識を実践に活かすためには、日々の業務の中で意識的に取り組む姿勢が大切です。また、チーム内での情報共有や事例検討を定期的に行うことで、知識をより深め、ケアの質を高めることができます。本記事が介護現場での課題解決や利用者様への質の高いサービス提供のお役に立てれば幸いです。疑問点は専門家や各自治体の窓口にご相談ください。
介護の現場から
介護の現場では日々さまざまな課題が生まれます。制度・法改正・利用者ニーズの変化に対応しながら、安全で質の高いケアを継続することが求められます。このサイトでは現場スタッフや管理者の皆様が実務で使える情報を発信しています。ご不明な点や知りたいテーマがあれば、お問い合わせページからご連絡ください。より良いコンテンツ作りの参考にさせていただきます。
施設で褥瘡を出さないためのアセスメントと予防策
褥瘡(床ずれ)は、発生してから治療するより「発生させない」体制づくりが施設評価に直結します。入所時にブレーデンスケール等でリスクを数値化し、リスクに応じた体圧分散マット・ポジショニングクッション・体位交換の頻度を計画書に落とし込むことが基本です。特に実地指導では「リスクアセスメントの結果とケアの内容が連動しているか」を確認されます。「ハイリスクなのに体交が記録されていない」は即指摘案件です。定期的な皮膚観察の記録を怠らず、状態変化があれば看護師・医師に即報告する体制が、褥瘡ゼロへの最短ルートです。
介護施設の褥瘡管理委員会と加算取得のポイント
褥瘡対策に関する指針の策定と委員会の定期開催は、特養・老健・有料老人ホームで義務付けられています。さらに褥瘡ケア加算(通所リハ等)を取得する場合は、多職種によるカンファレンスとケアプランへの反映が必要です。委員会は形式的に「月1回開催した記録がある」だけでは不十分で、症例の振り返りと次月の改善策を議事録に明記することが、実地指導を乗り越える記録の作り方です。


