運営指導(2024年から「実地指導」が名称変更)は、介護事業者が3〜6年に1回受ける行政の監査です。事前準備で過半数の指摘を防げます。
運営指導で必ず確認される書類
運営指導(旧・実地指導)では、運営規程・重要事項説明書・個別援助計画・アセスメント・モニタリング記録・勤務体制一覧・研修記録・各種同意書などが確認されます。日ごろから記録を整え、最新の状態に保っておくことが、当日あわてないための最大の準備です。必須書類の詳細は運営指導で必ずチェックされる必須書類まとめをご覧ください。
当日の流れと心構え
当日は、書類確認・施設確認・職員への聞き取りが行われます。誠実に対応し、不備があれば改善の姿勢を示すことが大切です。当日の流れは運営指導 当日の流れと職員研修も参考になります。
ふだんの積み重ねが鍵
運営指導対策は一夜漬けでは間に合いません。記録の標準化と定期的な自己点検を習慣にすることが、結果的にケアの質の向上にもつながります。
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通知から実施までのタイムライン
- 通知(1か月前)— 日程・対象書類が明示される
- 事前準備(3週間)— 書類整備・記録確認
- 当日(半日〜1日)— 書類確認・現場見学・職員ヒアリング
- 口頭講評(当日)— 主な指摘の伝達
- 文書通知(後日)— 改善指導の文書交付
- 改善報告(30日以内)— 改善計画書の提出
頻出する指摘事項TOP10
- ケアプランと実際のサービス内容に齟齬
- サービス担当者会議の議事録に欠席者意見聴取の記録なし
- 身体拘束の同意書・記録の不備
- 運営規程と実態の不一致
- 苦情処理記録の保管不足
- 研修記録の未整備(虐待防止・身体拘束・感染症等の年次研修)
- 勤務表と実勤務の齟齬
- 加算算定根拠書類の不備
- 事故報告の市町村への届出遅延
- 個人情報保護規程の運用不備
事前準備チェックリスト
- 利用者ファイル(契約書・重要事項説明書・ケアプラン・モニタリング記録)
- 勤務表(過去6か月分)と職員配置基準確認
- 研修実施記録(年次必須研修すべて)
- 運営規程・就業規則の最新版
- 事故・苦情記録
- 加算算定書類(処遇改善・サービス提供体制強化・各種加算)
- 非常災害対策計画・避難訓練記録


