栄養マネジメント強化加算は、特養・地域密着型特養で算定可能な日11単位の加算です。管理栄養士の配置と低栄養リスクへの計画的対応が求められます。
算定要件
- 管理栄養士を常勤換算で入所者数50人につき1名以上配置
- 低栄養状態のリスクが高い入所者に対する週3回以上のミールラウンド実施
- 低栄養リスク高の入所者に対する個別栄養ケアの実施
- LIFEへの栄養情報の提出
- 多職種共同による栄養ケア計画の作成・実施
低栄養リスク評価項目
| 項目 | 低リスク | 中リスク | 高リスク |
|---|---|---|---|
| BMI | 18.5〜29.9 | 18.5未満 or 30以上 | — |
| 体重減少率 | 変化なし | 1〜3%/月 | 3%以上/月 or 5%以上/3か月 |
| 血清アルブミン | 3.6 g/dl以上 | 3.0〜3.5 | 3.0未満 |
| 食事摂取量 | 76〜100% | 75%以下 | 50%以下が続く |
記録すべき項目
- 毎月の体重測定・BMI
- 食事摂取量(主食・副食・水分)
- 嚥下機能評価
- 口腔ケア状況
- 排便状況
- 体調変化(発熱・下痢・嘔吐)
- 多職種カンファレンス議事録
- 家族・本人への栄養指導記録
実務のコツ
- ミールラウンドは「食事の様子観察+会話」までセット
- 食形態変更時は嚥下機能評価を必ず実施
- 嗜好調査を3か月ごとに更新
- 家族からの差し入れも食事計画に含める
- 体重減少時は早期に主治医・歯科医と連携


