「包括的自立支援プログラム」は介護現場で広く使われるアセスメントツール。ICF(国際生活機能分類)に基づき、利用者の生活機能を多面的に評価します。
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プログラムの構成(13項目)
- ① 健康状態
- ② 心身機能(運動・感覚・精神)
- ③ 活動(ADL・IADL)
- ④ 参加(家庭・地域・社会)
- ⑤ 環境因子(家屋・人的・制度)
- ⑥ 個人因子(年齢・経歴・価値観)
- ⑦-⑬ 個別領域(認知・コミュ・栄養・口腔・排泄等)
主要な評価項目と尺度
| 評価項目 | 尺度 | 使い道 |
|---|---|---|
| ADL(食事・更衣・入浴・排泄等) | 5段階(自立・見守り・一部介助・全介助・不可) | サービス必要度 |
| IADL(買い物・調理・服薬等) | 同上 | 在宅可否 |
| 認知機能 | HDS-R / MMSE / CDR | 認知症ケア計画 |
| 嚥下機能 | 反復唾液嚥下・改訂水飲み | 食形態 |
| 口腔機能 | 口腔衛生・残歯数・義歯 | 口腔ケア計画 |
| 栄養状態 | BMI・体重変化・MNA | 栄養介入 |
| 褥瘡リスク | OHスケール・ブレーデン | 体位変換頻度 |
使い方の流れ
- 新規利用・3か月に1回(モニタリング)に実施
- 多職種で評価(介護・看護・リハ・栄養・相談員)
- 各項目で「できる」「できない」「課題」を判定
- 課題を統合してケアプラン・施設サービス計画書に反映
- サービス担当者会議で共有
記入のコツ
- 「できる/できない」だけでなく「条件付きでできる」を記載(例: 杖があれば歩行可)
- 本人の主観評価も記入(「自分でできると思う」)
- 家族・他職種からの情報も統合
- 変化が見える形(前回比較)で記録
- 強みも記録(自信・好きなこと・できること)
LIFE提出との連動
- 2024年度から LIFE(科学的介護情報システム)への一部データ提出が加算要件
- ADL・IADL・認知機能データを LIFE 形式に変換
- 定期的に提出(月1-6回・事業種別による)
- フィードバックを次のケア計画に活用


