感染症が発生した際は迅速かつ正確な記録が不可欠です。「いつ・何人・どんな症状・どんな対応をしたか」を時系列で記録することで、終息後の振り返りと行政への報告に役立ちます。このページでは感染症発生時対応記録テンプレートを無料配布しています。
感染症発生時対応記録テンプレート【無料・登録不要・印刷OK】
感染症発生時対応記録
| 発生概要 | |||
|---|---|---|---|
| 事業所名 | 記録者 | ||
| 疑い感染症 | □ノロウイルス □インフルエンザ □COVID-19 □疥癬 □その他( ) | ||
| 初発確認日時 | 年 月 日 時 分 | 終息宣言日 | 年 月 日 |
| 患者発生状況(毎日更新) | |||
| 日付 | 利用者(新規/累計) | 職員(新規/累計) | 主な対応内容 |
| 対応・連絡記録 | |||
| 保健所報告 | 日時: 年 月 日 時 分 担当者: 指示内容: | ||
| 家族連絡 | 方法:電話・書面・掲示 開始日: 年 月 日 | ||
| コホーティング | 実施:有・無 開始日: 年 月 日 感染ゾーン: | ||
| 消毒実施 | 薬剤:次亜塩素酸Na( ppm) 実施者: | ||
📌 このシートを感染症発生から終息まで毎日更新してください。Ctrl+P(Mac: ⌘+P)でA4縦向き印刷できます。
感染症発生時の対応フロー
STEP1:初動(発症確認後すぐ)
疑い症状(嘔吐・下痢・発熱等)を確認した職員が管理者に即報告します。管理者は感染症の疑いを判断し、個室対応・隔離を指示します。他の利用者・職員への感染拡大防止として手洗い・マスク・手袋を徹底し、担当医・協力医療機関へ連絡します。これらを30分以内に開始することが理想です。
STEP2:コホーティング(拡大防止)
感染者・疑い者と非感染者のゾーンを明確に分けます(コホーティング)。感染ゾーン担当職員は専任制とし、ゾーン間の移動を最小限にします。嘔吐物・排泄物の処理は使い捨てガウン・手袋・マスク・フェイスシールドを使用します。
STEP3:行政報告
食中毒(ノロウイルス等)・インフルエンザの集団発生は保健所への報告義務があります。「同一感染症と疑われる利用者が10名以上(または2名以上の死亡)」などの基準を超えた場合は速やかに保健所に連絡します。この記録シートの情報をそのまま報告に活用できます。
STEP4:終息確認
最後の発症者の症状消失から一定期間(ノロ:72時間、インフル:発症後5日かつ解熱後2日)が経過後に終息宣言を行います。終息後は環境の徹底消毒と振り返り記録を作成します。
感染症別の主な消毒方法
- ノロウイルス:次亜塩素酸Na 200ppm(嘔吐物・便)、1,000ppm(床・ドアノブ)。アルコールは効果が低い
- インフルエンザ:アルコール70%が有効。飛沫感染のため換気が最重要
- COVID-19:アルコール70%または次亜塩素酸Na 0.05%
- 疥癬:衣類・寝具の熱処理(50℃以上10分)、環境は3日間使用禁止
感染症対応は「マニュアル通りに動ける」かどうかが重要です。日頃から職員に対応手順を周知し、嘔吐処理セットの設置場所と使い方を全員が知っている状態を整えましょう。



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