LIFE(Long-term care Information system For Evidence)は、介護のエビデンス構築のため厚労省が運用する情報基盤です。2021年に運用開始し、2026年現在、提出データを活用したPDCAサイクルが各事業所で本格化しています。
LIFE関連加算の現状
- 科学的介護推進体制加算(Ⅰ・Ⅱ)— 月40〜60単位
- ADL維持等加算(Ⅰ・Ⅱ)— 月30〜60単位
- 褥瘡マネジメント加算 — 月3〜13単位
- 排せつ支援加算 — 月10〜20単位
- 個別機能訓練加算(Ⅱ)— 月20単位
- 栄養マネジメント強化加算 — 日11単位
- 口腔衛生管理加算(Ⅱ)— 月100単位
提出データの種類
- 基本情報(性別・年齢・要介護度・既往症)
- ADL情報(バーセルインデックス)
- 認知機能(HDS-R・MMSE)
- 栄養状態(BMI・体重・摂取量)
- 口腔機能(残歯・嚥下)
- 褥瘡リスク(OHスケール)
- 排泄状況
- 個別機能訓練の実施状況
義務化の議論
2026年現在、LIFEへのデータ提出は加算算定の要件ですが、2027年度以降の義務化が審議会で議論されています。一部の基本情報のみ義務化、加算は引き続きインセンティブ設計の方向性が検討されています。
PDCAサイクル活用の実例
- Plan: フィードバック票で利用者ごとの強み・課題を把握
- Do: ケアプランに反映、職員間で共有
- Check: 3か月後の再評価で変化測定
- Act: ケア方針の修正・全事業所への展開
準備のポイント
- 介護記録ソフトのLIFE対応版を導入
- 多職種チームでデータ品質を担保
- フィードバック票の活用研修を全職員に
- 個人情報保護方針の見直し


