母の日は多くの女性利用者にとって特別な日です。「自分が感謝される側」になれる企画づくりで、自己肯定感や生きがいを高めることができます。2026年の母の日は5月17日(日)です。
ダウンロード後に、あわせて確認できます PR
※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます。
母の日レクで大切にしたいこと
母の日レクのポイントは「利用者が受け取る側になる」体験です。スタッフや来訪するご家族からの感謝の言葉・手紙・小さなプレゼントが、利用者の方々の表情を豊かにします。施設内でカーネーションや手作りカードを制作し、ご家族への配布や施設内掲示を行うことで、自分の作品が誰かの役に立つという達成感も生まれます。
定番!カーネーション制作レク
ティッシュペーパーやコーヒーフィルターを使ったカーネーション制作は、材料費が安く準備も簡単です。赤・ピンク・白のカラーに染めた紙を蛇腹折りにして真ん中を縛り、1枚ずつ広げてお花を作ります。できあがったカーネーションを花束や花冠にすれば記念写真にもなります。手先の巧緻性に差がある場合は、スタッフが下準備をした半完成品を用意すると全員が参加しやすくなります。
メッセージカード・感謝の手紙
「お母さんありがとう」と書いたカードや、昔の思い出を書いた手紙を制作します。文字が書けない方にはシールや絵を貼る「デコレーションカード」が向いています。書いたカードを施設内に掲示すると、ご家族の面会時に自然と会話が生まれます。回想法として「お母さんに言いたかったこと」を話し合うグループワークも、深い感情の共有につながります。
特別おやつ・お茶会企画
母の日限定のおやつタイムを企画すると、日常との違いが利用者の方々の楽しみになります。いちごのショートケーキや桜餅など、見た目も華やかなスイーツを用意しましょう。スタッフ手作りのメッセージカードを添えてお出しすると、「大切にされている」という実感につながります。認知症の方も食事・おやつの時間は比較的穏やかに過ごされることが多く、特別感のある食事レクは効果的です。
ご家族参加型企画のすすめ
母の日は家族の来訪が増える時期です。ご家族と一緒にフラワーアレンジメントを楽しむ合同レクや、親子で記念写真を撮影するコーナーを設けると喜ばれます。ご家族に「ありがとうカード」を書いてもらい利用者にプレゼントする企画は、家族関係の深化にも寄与します。
関連記事
母の日レクを「感動体験」にするための進め方のコツ
母の日の介護レクは、ただ工作や歌を楽しむだけでなく、利用者自身が「お母さん」でもあるという視点を持つことが大切です。高齢者の方々は自分の子ども・孫への想いを持っており、「お母さんへの感謝」をテーマにしたレクは涙を誘うこともあります。プログラムの冒頭に「皆さんのお子さんやお孫さんにもきっと感謝されていますよ」という一言を添えるだけで、参加者の表情が変わります。工作や塗り絵で作ったものを「息子・娘への手紙」と一緒に渡す演出が特に喜ばれます。
準備のポイントと認知症の方への配慮
母の日レクの準備で注意すべきは、「お母さんを亡くしている方」への配慮です。母の日という言葉に傷つく方がいることを前提に、「5月のお花感謝祭」などタイトルをやわらかくする工夫も有効です。カーネーションの造花やメッセージカードを使った工作は、認知症の方でも手順を少なくすれば参加しやすい活動です。完成品は各居室に飾るか、来訪した家族に手渡すことで「誰かの役に立った」という達成感を引き出せます。


