家族の介護は、まじめな人ほど一人で抱え込み、心身が限界に近づきがちです。介護者が倒れれば「共倒れ」になってしまいます。無理をため込まないための工夫と、頼れる先を知っておきましょう。
なぜ抱え込んでしまうのか
「家族だから自分がやるべき」「人に頼るのは申し訳ない」という思いや、相談先を知らないことから、一人で背負い込みがちです。しかし介護は長期戦。頑張りすぎは禁物です。
心と体の危険サイン
- 眠れない・食欲がない・疲れがとれない
- イライラして本人にきつく当たってしまう
- 何もやる気が起きない・涙が出る
- 自分の時間がまったくない
これらは「休息が必要」というサインです。
抱え込まないための工夫
- レスパイト(休息)を使う——ショートステイ・デイサービスで介護を離れる時間をつくる
- 訪問介護など在宅サービスで負担を分散
- 家族・親族で役割を分担し、一人に集中させない
- 完璧を目指さない・できないことは頼る
相談先
一人で悩まず、まず地域包括支援センターやケアマネジャーへ。介護の困りごと、使えるサービス、気持ちの相談まで受けてくれます。介護者の会(家族会)で同じ立場の人と話すのも支えになります。
まとめ
介護疲れ・共倒れを防ぐには、抱え込まず「頼る・休む」ことが何より大切です。眠れない・イライラなどのサインが出たら休息を。レスパイトやサービスで負担を分散し、地域包括支援センターやケアマネに相談しましょう。介護は一人でするものではありません。
相談時に伝えること
「夜間の見守りで眠れない」「通院同行で仕事を休み続けている」など、負担になっている場面を具体的に伝えます。現在使っているサービスと、まず週に何時間休みたいかをケアマネジャーや地域包括支援センターと共有すると、デイサービスやショートステイ等を検討しやすくなります。介護者自身の不眠や体調不良が続く場合は、自分の医療機関にも相談してください。
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参考資料
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