介護施設・デイサービスの職員が自身のケアを振り返るための「高齢者虐待防止自己チェックシート」の無料テンプレートです。月1回程度の自己点検や、虐待防止委員会・職員研修の資料としてご活用ください。
高齢者虐待防止 自己チェックシート(職員用)
記入日: 年 月 日 職員氏名:________________ 職種:________________
以下の項目について、自身の言動を振り返り、該当するものに☑をつけてください。
■ 身体的虐待のリスク確認
| □ | 利用者に対して乱暴な言葉・怒鳴り声を使ったことがある |
| □ | 身体拘束(ひも・ミトン・鍵など)を必要以上に使用したことがある |
| □ | 介助の際に必要以上に強い力を使ったことがある |
| □ | 利用者が嫌がっているのに無理に処置・介助を行ったことがある |
■ 心理的虐待のリスク確認
| □ | 利用者を馬鹿にする・侮辱するような発言をしたことがある |
| □ | 脅し・恫喝・無視をしたことがある |
| □ | 利用者の前でスタッフ同士が否定的な言葉で話したことがある |
| □ | 子ども扱い・赤ちゃん言葉を使用したことがある(本人が望まない場合) |
■ ネグレクト(放棄・放任)のリスク確認
| □ | 必要な介護を意図的に怠ったことがある |
| □ | 利用者が呼んでいるのに長時間対応しなかったことがある |
| □ | 食事・水分補給の介助を省略したことがある |
| □ | 汚染したオムツの交換を遅らせたことがある |
■ 虐待発見・通報に関する確認
| □ | 同僚の不適切なケアを見たが見て見ぬふりをしたことがある |
| □ | 虐待の疑いを上司に報告することに躊躇いを感じる |
| □ | 「虐待は自分には関係ない」と思っている |
| チェックした項目についての 振り返りコメント | |
| 上司・管理者の確認 | 確認日: 年 月 日 確認者:________________ |
※このシートは自己点検のための内部資料です。チェックが入った項目は改善の機会として捉え、管理者と一緒に対応策を考えましょう。虐待が疑われる場合は速やかに管理者・市区町村に相談してください。
印刷時は「用紙サイズ:A4」「倍率:100%」「ヘッダー・フッターを印刷しない」に設定してください。
虐待防止委員会の設置義務
介護保険法の改正により、2021年4月から全介護事業所に「虐待防止委員会の設置」「虐待防止指針の整備」「虐待防止のための研修」が義務付けられています(経過措置を経て2023年4月から完全義務化)。
本チェックシートは研修資料として使用するほか、定期的な1on1面談の場で管理者と職員が一緒に振り返るツールとして活用できます。「やってしまったことを責める」のではなく、「より良いケアに向けて改善する機会」として取り組むことが重要です。
不適切ケアの早期発見のために
- 定期的なカンファレンスで「気になる言動」を話し合える雰囲気を作る
- ヒヤリハット・苦情記録から不適切ケアの兆候を読み取る
- 第三者評価・外部研修を定期的に受ける
- 内部通報制度(虐待を見たときの相談先)を周知する
高齢者虐待防止法では、虐待を発見した施設職員には市区町村への「通報義務」があります(家庭内虐待は通報努力義務)。通報は職員を守る行動であり、適切な対応を組織として行うことが重要です。



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