片麻痺の方の歩行介助のポイント|患側の位置・杖歩行・転倒予防

介護技術・ケア方法

脳梗塞などの後遺症で片麻痺(半身まひ)がある方の歩行介助は、支える位置や声かけにコツがあります。誤ると転倒につながるため、基本を押さえておきましょう。この記事では、片麻痺の方の歩行介助のポイントを整理します。

介助者の立つ位置

基本は患側(まひのある側)のやや後方に立ちます。転倒はまひ側へ崩れやすいため、その側を支えられる位置が安全です。手はベルトや腰を支え、急な崩れに備えます。

杖歩行の順番(三動作歩行)

杖を使う場合は「杖 → 患側の足 → 健側の足」の順で進むのが基本です。杖は健側の手で持ちます。慣れるまではこの順番を声に出して確認しながら進むと安全です。

段差・方向転換の注意

段差を上るときは健側の足から、下りるときは患側の足から。方向転換はふらつきやすいので、あわてず小さく回り、必要なら一度止まります。

転倒を防ぐために

  • 床の障害物・濡れ・スリッパに注意
  • 本人のペースに合わせ、急がせない
  • 装具・かかとのある靴を正しく着ける
  • 疲れが出たら無理せず休む

くわしくは歩行介助の基本【図解】もあわせてご覧ください。

まとめ

片麻痺の方の歩行介助は、患側のやや後方で支え、杖→患側→健側の順で進み、段差や方向転換で慎重になることが基本です。本人のペースを尊重し、環境と足元を整えて、転倒を防ぎながら安全に付き添いましょう。


この記事は「ふくしの素材館(kaigo-sozai.com)」が、介護現場で働く方の役に立つ情報を整理してお届けしています。介助方法は利用者の状態で異なります。実際のケアは勤務先の方針・専門職の指導に従ってください。

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