正しい手洗いの手順【図解】介護現場で感染を広げない衛生管理の基本

介護技術・ケア方法

手洗いは、感染対策の基本中の基本です。介護現場では、職員の手を介して感染が広がることが少なくありません。この記事では、正しい手洗いの手順を図解で整理し、洗い残しやすい場所やタイミングも解説します。

正しい手洗いの手順の図解 流水で濡らす 手のひら甲を洗う 指の間指先爪 親指手首 すすぐ ペーパーで拭く
正しい手洗いの手順(6ステップ)

なぜ手洗いが大切なのか

手指には目に見えない細菌やウイルスが付着しています。とくに排泄介助・おむつ交換・嘔吐物の処理のあとや、食事介助の前後は、手を介して感染が広がるリスクが高い場面です。正しい手洗いを習慣にすることが、利用者と職員の両方を守ります。

正しい手洗いの手順

1. 流水で手を濡らす

手を流水でぬらし、石けんをとってよく泡立てます。

2. 手のひら・手の甲を洗う

手のひらをよくこすり、手の甲は伸ばすようにして洗います。

3. 指の間・指先・爪

指を組んで指の間を洗い、指先と爪は手のひらの上でこすります。洗い残しが多い場所です。

4. 親指・手首

親指は反対の手で包んでねじり洗いします。手首も忘れずに洗います。

5. 流水でしっかりすすぐ

石けんを流水で十分に洗い流します。

6. ペーパータオルで拭く

清潔なペーパータオルで拭き、水道の栓はペーパーで止めると再汚染を防げます。

手洗いのタイミング

ケアの前後、排泄介助・おむつ交換のあと、食事の前、嘔吐物などを扱ったあと、外から戻ったときなど、こまめに行います。手指消毒剤と組み合わせると、より効果的です。

まとめ

正しい手洗いは、指先・親指・手首など洗い残しやすい場所まで丁寧に行うことがポイントです。タイミングを逃さず習慣化することが、介護現場の感染対策の土台になります。


この記事は「ふくしの素材館(kaigo-sozai.com)」が、介護・福祉の現場で働く方の役に立つ情報を整理してお届けしています。実際のケアは利用者の状態や勤務先の方針・専門職の指導に従ってください。

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